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ex. pop music

by ex. happyender girl

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1.
移民の歌 02:14
もしも普通の女子に憧れて 髪を無数の石鹸で泡立てて もしも魔物の女子に憧れて 蟹を奇数のゼッケンで並ばせて 鬼の子泣いたらチャンネル駆け下りて プチトマト、アイスランドに出荷 プチトマト、アイルランドに出荷 レーザービームで鳥を裂いたらほんわりシフォンとアメダス プチトマト、アイルランド もしも無数の石鹸に憧れて 兄を手相の診断で追い出して もしも無法の路地に憧れて 孤児を奇数のゼッケンで並ばせて チャンネル変えたら階段駆け下りて プチトマト、アイスランドに出荷 プチトマト、アイルランドに出荷 免罪ビームで絹を裂いたらほんにゃり猫が暴れ出す プチトマト、アイルランド プチトマト、アイスランドに出荷 プチトマト、アイルランドに出荷 レーザービームで鳥を裂いたらほんわりシフォンとアメダス プチトマト、アイルランド
2.
かじかみ 何もない 袖の中 よだれ垂らして寝るなや かじかみ 嘘はない 嘘でしょう 穂積枯らして忘る 繰り返す フェーズ エム 振り返る 二途 目見えず 烟りだす ヘイズ ドーズ 穢れてる 水 家系図 エス・オー・エス 繰り返す 地獄絵図 振り返る 一途 メチル 燻らせる オピウム グラム 穢れだす 水 家系図 エス・オー・エス
3.
早贄 02:59
初詣来れないセルロイド 綿菓子奉る御堂よ だめな殺戮を繰り返し またまた皆悪いことした 記憶のバス降り立ち戻り 怒り荒れた泡子を叱り 成田から降りた殺し屋に このまままだそばにいたいな サーチライトが怖いと街が言ってた カーネギーを褒めたり撫でたり屈服しておいた ああ、そうか 嬉しいな これが あの続きか で、種痘を打ち思うのはふと 何かを好いていた日と 家畜となる子のタルトなど まだ肌着は付けていたけど 高台には首取り居るよ ナチュラルに殺されちゃうよ 彼らの耳たぶはレトルト またみんなであたためてるよ 果実割いた疲れと食い初めの子 スールって誰それ 前それ食べたりしておいた さあ、今 泣いたら ああ、そんな 不安が 護ると言ったもの 全てを、今 すてなよ
4.
この家はあまりに美し過ぎて住めない この会社はあまりに美し過ぎて働けない この森はあまりにエロ過ぎて動けない この文字はあまりにカス過ぎて読めない 早く勉強しなきゃ 机に骨がめりこむから 砂に溺れたまま君はPDAになる この雨は この犬は 早く運動しなきゃ 指から爪がなくなるな ならば影だけを残してPDFになる
5.
ああもう だめになったよ 枕がはらりはらりと溶けてゆくのさ あの子の話を聞いたら二度ともう振り向かないよ ゛を付けて喘ぐあえかな頭痛 すべての人生は常に肉とともにあった いつかはそれと一になる そんなことを思いながら彼方の声を消費するのさ 白線を告げて挙げ句あえかな人生 すべてのしあわせは常に肉とともにあった 常に損傷している そんなことに拘泥していつか帰す宇宙を見るのさ
6.
勅令 02:17
端っこかで鳴り止む感じ 曰く札付きの名に宛てて 張り子の首吊らしていた いつからか籠女だった 宿る香にハス照っていた いつかの文字印かも 鶏の血、俘囚になっていた 籠の音、ずり、響いていた 名残も聾になっていた 「ふたりで長生きしよう」
7.
黒い大きな猫 歪んだ針の上で下手なチーク踊る 狂ったように笑う猫がいる そのへんに確かにいたの
8.
水は優しい いつも優しい 涙から意味を消してくれる 壁に生けた花は言った お前が水を愛さないのならお前を死なす 森に感謝 鳥に感謝 夢に感謝 街に感謝 山に感謝 海に感謝 土に感謝 常に感謝 水に 水は言った 答えならばいつも棺に書いてあるから常に愛す 痛みもなく、いつかは誰もが自らの血に裁きを受ける 口に感謝 指に感謝 脳に感謝 愛に感謝 意味に感謝 日々に感謝 言葉に感謝 結末に感謝 水に感謝
9.
絶縁 02:50
全ては瞳に在ってなにも言えないでいて もどかしいくらいに何も触れないままで 一度動いたら壊れるまで止まらないよ それは委ねられている 手に委ねられている 会って 吐いて 帯電しないで 凪いで 嘶いて 改訂に期待して そんな話もうどうなったっていいの 変わらない応答とペシミズム 這って 喘いで 最低な気分で 泣いて 消えないで 開始は延期して そんなことはあってはならないことで 残るのは蛍光とおまつりの 待って 去って 永遠を予定して だって なんで 期待は死に絶えて そんな話もうどうなったっていいの 残るのはおまつりの夜の影
10.
あいしいめそみや えぞみやはお くをせにしなせ。 くをせにしなせ。 むをせにしなせ。 うをせにしなせ。 ゆをせにしなせ。 ゆをせにしなせ。 ぐをせにしなせ。 うをせにしなせ。 あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら あまいわふぐら みさのとてらちたもてりか このめとなにはにこりさまちたとおち てらにちこりもさにてとか もらかにともてもりななにこてとおか
11.
いくら頭がよくたって悲しいひとを救うことはしない 部屋にこもってクレヨンでユニークな文字を描きな いくら頭がよくたって悲しいひとを救うことはできない ならば部屋にこもってクレヨンで新しい主義を発明せよ
12.
ひばりを殴りつける快楽 危険を和式で産む快楽 川の途上で自失す 霞む視界の隅で消える 誰かが鳴いていた 林に潜んで見つめていた 蝉が死んでいた 上等な靴で踏み躙った 橋に差し掛かり 尸を埋めてひとやすみ ここにいることが誰にも見つかりませんように 誰かが鳴いていた 投げた石はあまりにもまるい 誘って連れ去って しとどに濡れた髪を晒す 意味を孕んでいた 大腿にかけて指で擦った 押し倒したならば サイノカミに泥をぶっかけた 誰かが鳴いていた 林に潜んで見つめていた 蝉が死んでいた 上等な靴で 「はーえかんでもええべ」 「まっといなよ」 「もしといて、それ」 また尸を埋めてひとやすみ ここにいることが誰にも見つかりませんように
13.
朝になって手に書いたリアル また繰り返す逡巡 これいる? 片耳に突っ込むsaliva trail ダンボールで漁る笑顔とニス 引用するLovers Chronicle またがりも飽きてにくくなる 腹下す過剰なfelicity 街角の反射に不覚取り にーまるにーばつを付ける日々 過去に囚われたふり 現代的 モダンな荒野に変わらず居る べたべたと暮れない寒い夏 これからは真っ当に死んでて チャッターバートランキライザー 「ファクトリーレコードTシャツを着ただれかをどうか消費して」 字が書けない バイタルチェック行って カルテ焼いて白衣燃やして だぶついた魚逃して 甘え慣れて顔をうずめ バイタルサイン聴いてみて カルテ抱いて白衣も飽きて ぐずついたプレイ続け 向ける顔も今は失くして イーアル助走繰り返す
14.
血縁 01:46
最悪はいつも最初からだし 肺結核 サナトリウムから出禁 胎児のおだいじに後から印字 テストではあなた方二人縊死 It's too late 点滅をやり過ごす朝のビッチ 鏡の裏から手が伸びる時 初めから空虚なる肚と臓器 世界に二人だけ いつもの動機 It's too late 春には昼で おべんと食べて 恥を忍んで 財布を拾って 解体しないで! 解体しないで!
15.
かつてお前の臓器は笑っていた 今はどうだ? 今は違う 今は臓器以外が笑っている そんな彼女も夜になればおとなしくなり、クランベリーケーキを差し出してくれるのです リトル・メイド・フリークス そんな彼女も夜になればおとなしくなり、クランベリーケーキを差し出してくれるのです らんらんら、らんらんら、らら 我らリトル・メイド・フリークス
16.
シーユー 02:43
きっと、路上で生まれた言葉たちはみんな路上に帰らないといけない 誰のためでもなく、それはきっと思いのさだめなんだ きっと、路上で生まれた言葉たちはみんな路上が好きだから 悲しみはしない、ここにあれたことだけ思い出に眠るから ハミングバード
17.
私は絵を描くのが上手ではないけれど、好きなの
18.
ここから先はもう戻れない 浸透圧の関係で まちがいさがしはもうしない パスタばっかもう飽きたし take logging faust 「今更グランジなんて聴くなよ」 春の日の成長曲線はやっぱりちょっと鈍い まだ上げ初めし少女のおぐしは見ないふり 見ないふり 瞬きの間に霞むのは見ないふり 見ないふり 恨めしくこちらを睨むのは見ないふり 見ないふり 1コンマ、泣いては笑うのも見ないふり 残して!
19.
遠い水縹に 瞳を振り投げる 夜露に染めていく ある種最終の詩に沈む ある日そこに立って触れる うつろう影を確かめていた ある種最強の詩の沈む斜面の上立て head, tail, head 行き来する 息する
20.
でっけーー家具屋があったんだ 横にはハードオフ 昔ここでベースを買った どこに行ったかはわからない 無駄に広いこの道と ここから見える謎の塔 気まぐれで入れたTikTokの通知 見ない通知には意味がない ここからは郊外に至る そこで僕らは生きていて 誰かの気晴らしになって回る だいたいそんな感じで なぐさめのような痛みばかりで 嬉しいことも悲しいことも 贄にされてすべて無為に終わるまま いつか消えて忘れられるとしても みんないつかはなればなれになってしまうとしても、 ここにいるって気づいてくれて嬉しかった こんなものは全て 言葉遊びに過ぎないって 言ってくれたんだ 君が

about

All sound effects, including noise, in this work are intentional.
本作品のサウンドエフェクトはすべて意図的なものです。

1st album

HERS-0018


thanks to:
sontuk.bandcamp.com/album/no-conscious-apparitions
soundcloud.com/shinkou-houkou-3
kinkyuuyuruport.bandcamp.com/album/-
www.youtube.com/watch?v=ZUFFZ9mjPnM
www.youtube.com/watch?v=lcegEeIzgQ4

listen to former pop music:
happyender-girl.bandcamp.com/album/pop-music-defeated

credits

released August 27, 2020

all songs
composed & written by 蝉暮せせせ (cicada_sss)
starring 初音ミク
artwork by relatives

license

all rights reserved

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