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て​き​と​ー​あ​る​ば​む - inappropriate recordings for cruelagers

by せせせ starr. 初音ミク

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1.
なんだってこんなパーティに一人で参加しなきゃならないんだ? なんだってこんなパーティに皆が皆参加してるんだ? でもねこないだの夜から耳元で参加要請されてる 誰にかって? そりゃ決まってる 妖精さんだよ いや待って違うんだそういうウケ狙い的なアレじゃなくて いやそうだ パーティの会場には自分の演奏にこだわりの無いピアニストが 何回生き返ってもバッドエンドに必ずなってしまう恋人の歌を弾いてる 良い曲だ なので俺はそいつの近くに寄って静かに昆布茶をくゆらせ 丸底フラスコの中では青色一号が美しく揺れてる それをぐっと飲み干しメタンフェタミンが脳を駆け巡るのを感じて そして気付いたんだ そいつがヘルペスだって事 この話はやめようか 時間ならいくらでもある? だけどさ 結局は人生は有限 時計の針は戻ることはない デジタル時計でも然り 一秒前に戻ることはありえない だけどできるだけ長く一秒を感じることは出来る 彼女は二階の窓から 二階と言っても結構な高ささ 腰掛けて 落ち着いたフォルムで窓からふわりと飛び降りた 彼女が地面を貫くまでの時間はたった五秒程度だった 五秒程度だった だけどさ 彼女はその間に頭を駆けまわる何億年を感じたのさ 感じたのさ 俺は思わずくしゃみをした そして彼女は地面を貫き 死体みたいになったのさ 死体だから当然だけどその瞬間にボーナストラックは始まったの さ 永遠にも等しい空き時間さ 激しく費やされる一瞬なのさ どういうことなのか分かるかな 俺には分からない どういうことだ? 高速道路のトンネルってとにかく甘い匂いがしない? 私は蝶のように舞いハチのような曲を聴く 橙色のビーサンを履いて誰も居ない海岸へ 飛び出したのにそのはずなのに気付いたら私は居なかった 私の身体は謎の触手生物に丸呑みにされて 私のビーサンはくじらパッチという謎の生き物に食べられて くじらパッチを適用しよう よく曲がる携帯を買おう 過敏性大腸炎になろう 隣の客はよく柿を食う 私は柿嫌いだからどうしようこの客を食べようかな そういえば空港で写真を撮ったら警官に止められた そういや食われた後私は地獄に行ってしまった 仕方ないから蜘蛛の糸を探す 自分で探しに行くんだ 幸せはいつも近くには置いてないから自分で探しに行くんだ だけど見つからないズラチナルーカ 仏陀は地上でバカンス 河童のバッグは詩集を持ってパーティに行ったみたいね 私の時計は針を止めてボーナスタイムが始まった おばけになっておまけになってビッグ浪漫チョコの包み紙 ヒヨコのピーちゃん泣き出して「ピッピピピッピッピー」 イノセンスは老化を止めないしりんごおばけに勝てることはない 初めから私の人生は 最後の審判までの時間稼ぎ? ねぇ私これからどうやって生きていったらいいと思う? ねぇ教えて土左衛門 未来の水死体はどうなっているのか な 何回も繰り返された問いなのさ 僕には正直荷が重いかな 人生は一度っきりじゃないのさ だから深く考えることもない おばけの人生 おまけの人生 結局のところ 繰り返しは無い おばけの人生 おまけの人生 何か出来るかな? 何か出来るかな? 兎角この世は生きづらいものなのさ 輪廻を信じ審判を求めるのさ だけどおまけがあったらどうするのさ? おまけの人生だよ 最初からな おばけにはなれないよ 僕達は おばけになりたいよ 出来るなら それで何か変わるか 変わるならね ボーナストラックにさ駆けるんだ 永遠にも等しい空き時間 激しく費やされる一瞬 何回も繰り返された問い おばけの人生
2.
lynch 02:39
太陽さんさん お星様らんらん 疎外と拒絶 沈黙と教育 本当にみんなが見てる景色は私が見てるのと同じなのかな? 奇跡のようなものだと思うよ 太陽さんさん お星様らんらん 打擲と駆逐 許容と健忘 本当はみんなが見てる景色は私が見てるのと同じではないよ みんな試験管から生まれたのか 輪に入って輪に入って輪に入ってと言われているのに どうしてもどうしてもそこに入ることができないの 苦労して入った 水の泡 結局誰かが割を食って輪はまわる幸せにまわる 輪に入って指を立てて拒絶されたら悲しい しかしながら私にはもうどうすることもできないだろうな 忘れてよ忘れてよそこに誰かが居るって気づくのやめなよ そしたらもう輪は止まることなく幸せにまわる 誰かが割を食う
3.
東京にもカンブリア紀が来て 夏のタオル 雨の匂い パソコンを宙に浮かして猫と××××××をしよう みんな元気かな? 挨拶をしよう こんにちは こんばんは ハロー 今僕たちは回転木馬の上にいます とてもブリリアントなジョークだよ みんな元気かな? 挨拶をしよう おはよう はじめまして ハロー 中継は四次元に繋がる とてもブリリアントなジョークだよ 髪の焼ける嫌な臭いがする はらわたのえぐれるほど笑って 俺の家は地下十二階 花のように歌を歌い虫のように場を荒らす みんな元気かな? 挨拶をしよう こんにちは こんばんは ハロー 明日はきっと晴れているはず とてもブリリアントなジョークだよ みんな元気かな? 挨拶をしよう おはよう はじめまして ハロー 対偶を求めなければいけない とてもブリリアントなジョークだよ 君が燃えている、君が燃えている、君が燃えている、君が燃えている 君が燃えている、君が燃えている、君が燃えている、君が燃えている 起きて! 起きて! 起きて! 起きて! おはよう! おはよう! おはよう! 起きろ!
4.
空がよく撮れるカメラが欲しい 真夜中の雲をレンズに浮かべ きっと犬よりいいのが撮れる よくわかるだろう僕の言うことが 僕は言葉にならない今を生きている 空がよく撮れるカメラが欲しい 花びらをその身体に載っけて 別れと出会いをフィルムに収め よくわかるだろう僕の生まれた場所が 僕は言葉にならない今を生きている 目をしばたたき どうですか よく撮れますか ぼちぼちですね あとでアルバムにして捲ろう 空がよく撮れるカメラが欲しい 美しい人をこの手に納め 僕は言葉にならない夕暮れの風 空に投げた花束を抱いていた 目をしばたたき どうですか よく撮れますか わかりませんね 真夜中の月を心に浮かべ この世界よりいいのが撮れる それは幻想 空がよく撮れるカメラが欲しい 撮った写真は現像するよ 後で君にも見せてあげるよ 空がよく撮れるカメラが欲しい
5.
ベースボールベアーが好きだと言ったあの子はついに僕の趣味に気付かず学校を去った 僕は大器晩成型なんだ だから若いうちは冷凍庫の中でピアノを弾いていてもよい World, Round and Round 瞳の中でまわる世界 ただの一言も喋ってはいけない まわる まわる まわる 僕は君より早く大人になった 世界は君を恐ろしく包むけど僕には多分関係ないな 僕は大人になった だから冷凍庫の中でピアノの弦を一つ一つちょん切って World, Round and Round すばやく荒ぶ風と世界 さながらぶっ壊れたメリーゴーランド まわる まわる まわる この世界はすぐにまわる だから一日一垓回朝が来る だけど夜は一回しか来ない 何故ならば地球は青い星だから World, Round and Round 振り回される君は綺麗 僕は大人らしく地球に唾を吐く World, Round and Round 君も早く大人になって 僕と一緒に空を飛んで遊ぼうよ まわる まわる まわる World, Round, and Round 少しずつ老いてゆく World, Round, and Round この世界はいつか死ぬ World, Round, and Round 青い星も大人になる World, Round, and Round セスナに乗って消えてゆく
6.
cxx 02:12
私の頭はからっぽです 頭のかたい兵隊さん 頭のわるい兵隊さん 頭のよわい兵隊さん 頭のゆるい兵隊さん バカな人間にはなりたくない 私の頭はからっぽです バカな人間にはなりたくない 頭のかたい人間さん 頭のわるい人間さん 頭のよわい人間さん 頭のゆるい人間さん バカな人間にはなりたくない とにかく バカな人間にはなりたくない 私の頭はからっぽです
7.
近くの街で二人は出会って恋をした 誰もが羨むような 誰もが蔑むような 遠くに行くと誰かが言って結局まだ居る 繋いだ手と手もいつか離れてしまうだろう 指で描いた砂の絵も遠く消えて 濁りゆく視界の中で夕景がやけに眩しい 終わりゆく時を待ってるんだ 手と手離した レンズの中で君に架空の名前を付けた 誰もが羨むような 誰もが蔑むような レンズの中で君に呪いをかけた こまごめピペット テトラポット 散る波と闇 ナイトライダー 塩水の夏 青いサイダー 打つ感情 手と手とてちぎれてしまう 二人してはしゃぎあった 騙し合った 繋いだ手と手もいつか離れてしまうだろう いつか君に囁く言葉も用意してた おじいさんのような枯れた笑みでまだ生きてる そして数十年後に死ぬつもり 繋いだ手と手もいつか離れてしまうだろう 暮れていく視界の中で君に何を言えば 歌いたい歌は無いし伝えたい事など一つも無い それでもまだここに居て 手と手繋いだ
8.
ixx 02:26
コンクリートから咲く花は異国の人からの手向け 薄い膜を一つ張られて悪い世界を俯瞰している あの人は殺され 言葉は忘れられ 私は立ち尽くし 膜を張られて 傲慢な私を殺したいよ 殺したいよ 殺したいよ 二人だけで居られたらいいのにこの世はあまりにも広い 広い 黒い世界地図を開きっぱなしで張り裂けたい 二人共に至れたらいいのに二人はあまりにも遠い 遠い
9.
目覚ましが鳴らないからいつまでも起きることができない わたしは永遠に少年期のような声で自分を貶めていくだけで 頭からっぽで軽いからその内ホバリング出来るようになるね でも抱えたあれが重いから光の速度でスカイダイビング ばーか、ばーか、ばーか 涙を落として春と踊れ ばーか、ばーか、ばーか きみはほんとうにばかだよ はやく大人になりたい 君と 親孝行をしよう ね はやく大人になりたい 君と 二人きりの反抗を 停滞する夜に話がしたい、話題は何も無くていいよ カフェテリアでコーヒーを頼んでたまには誰かと映画が見てみたい わたしはだめなひとだ、多分 ただ泣きそうになるこのイメージも恐らく自明のことなんだろうな ばーか、ばーか、ばーか 涙を落として夜と踊れ ばーか、ばーか、ばーか きみはほんとうにばかだよ 夕景、ラバーズ、グランジ お前はダメだ きみがだいすきなのに わたしはだめな空雨 この胸いっぱいの空っぽを!
10.
私は実は人間じゃない 人類皆兄弟 実はここにはパンクは無い 人類皆兄弟 TSUTAYAかなんかで神の存在を知ってしまう時 私の言葉はたちまち役に立たなくなるみたい 寒い冬の日に私は靴をまじまじと眺めて 悲しい顔して街の中へと消えていった あの子は実は人間じゃない 人類皆兄弟 実はどこにもパンクは無い 人類皆兄弟 悲しく震えた言葉がどこかで呟かれる時 私は何故だか優しい気持ちになってしまうみたい 寒い冬の日に私は凍えたイヤフォンを抱いて 信号の点滅 カメラのシャッター やわかいロック 「私も好きだよ」 人間はいつか死んでしまう とどまり続けるものはなく だけど私は人間じゃない 人類皆兄弟 イェー
11.
塩という名の怠惰を焼いて 炉はそれきり動かなくなった ただマイムマイムを繰り返す宗教のような日々も焼こうと思ってた パン student 地下室と王様 トイレットペーパー 全部焼いてあなたと食べようと思ってたのに 菌みたいな日々で 菌みたいな日々で 意味なんて無くて 菌みたいな日々で ふくらますものも無い 食洗機にあぶれてしまった犯罪者には居場所が無い 朝の住人が遠ざける静かの海には居場所が無い 逢いたいと敗退と退廃と泣きたいと 全部手に書いて食べた善人には居場所が無い 菌みたいな日々が 菌みたいな日々が あなたに寄生した 菌みたいな日々が ぶくぶくと太った夢を産んだ 酵母菌みたいな日々だ イースターには間に合わない ただあなただけをふくらました イースターには間に合わない やるせなくて金も無くて イースターには間に合わない あなたと二人 トースター冷えて こいって何?食べれるの? 酵母菌みたいな日々だ カーテンが朝を告げて 食事を繰り返すだけのあなたが 食洗機の黴のように美しく パンを食べて意味を知って 目玉焼いて盲目の二人 踊りと祈りとキッチンは焼けて せいって何?食べれるの?
12.
cruel 07:40
駅前に春が来て風切る音が聴こえる 階段に腰掛けたあなたが笑んでたのが見え 街を行き交う人の華やかな群れに汚され 待ち合わせの午後に艶やかな話をする 死んだ子猫を埋める人や宗教の勧誘 風船に引かれる子供を連れていた老婆 瞬間が永遠に続くだろうと勘違いしてしまいそうな高い空 いつか呼吸が消えそうになり全てを消し家に還るとき 美しい世界が美しいまま遠ざかっていくことを知る そして人生の夏が過ぎ去り優しげな死が私に惚れ込み 揺らぐ街の陽を背にして褪せた記念写真を撮るだろう 駅に続く階段を一段とばしで駆ける 地獄への階段を早足で駆け上る 膝が笑いそうな空気の青い冬の日で いつかした話の結末は忘れてしまった 欄干に立ちのぼる燃える工場の煙 写真機を持って写すあなたのピースサイン きっと全てがいつか死に逢えられるだろう歪で美しい街 全ての嫌なことから逃げられるようになるまでは歌を歌う 悲しくて途切れそうになる時はどうか代りに そして短い夏は過ぎ去り緩やかに死が私を連れ去り 駅前の咲かない桜が私を弔うように咲くだろう シャボン玉飛んだ屋根まで飛んだ プール帰りの塩素の匂いと倒れそうな自転車の鈴 橙色の全てが色褪せあなたの声が解け絡まり 私の中の全ての遺影となる どうかそれを私と私の夏と共に葬ってほしい いつか人生の夏がぶつ切れ唐突に冷い死が訪れる 分かってた 本当は切なくてやり切れなくて ずっとこのままで続けばいいのにって そして人生の夏が過ぎ去りあなたとの思い出は屑となり 私はそれを誰にも話さずどこにも残すことなく行く 私はそれを恐らくきっと少しの迷いとともに受け入れ 私は私の全てとともに美しかった時間を思い 私はそれを恐らくきっと少しの迷いとともに受け入れ 私は私の全てとともに美しかった時間と消える
13.
僕はくらげさ 海に沈むのさ 僕はつばめさ 空を駆けるのさ 僕はうなぎさ ぬめぬめするんだ 僕はひとさ 頭があるんだ 僕は花火さ 爆発するんだ 僕は伊藤さ 奈美が好きなんだ 僕は夏さ 暑くて死ぬのさ 僕はひとさ 身体もあるんだ こんな夜に考える くらげだって考える こんな夜に意味があるのなら こんな夜に考える 僕をもって何とする こんな声に意味があるのなら くらげになってつばめになって ひとにもなって海に沈むのさ うなぎになって店に並ぶのさ 朝にもなって夜にもなって 涙になって誰かを伝って 君にもなって僕を思うのさ おとなになって言葉覚えて あいつのようになれたらいいのに 知ったかぶりを続けるあいつは 好きじゃないけど憎めないのさ 僕はガスさ 車燃やすのさ 僕は嘘さ 本当は居ないんだ 僕は君さ どうにでもなるんだ 僕は僕さ くらげになるんだ こんな朝に考える こんな事を考える 深海なんてどこも同じさ こんな朝に考える くらげになって考える この世はそうだ どこも同じさ ひとに倣って恋を壊して 意識作って形になったよ こんなんだってどうにでもなるのさ ヒモにもなってホモにもなって 暗くもなって熱くもなるのさ くらげになって空を飛ぶのさ 飛ぶのさ 飛べるよ そしたら 会えるよ おとなになってこどもになって 考え込んで朝にもなって こんな夜にも意味が起きるまで すれ違って溶けて混ざって 頭落として首にもなって 僕にもなって歌を歌うのさ 空にもなって土にもなって 誰かになって海にかえるよ 星にもなって君に見えるかな 恋にもなって愛にもなって 酸素になって誰かに吸われて くらげになって空を飛ぶのさ 飛ぶのさ

about

This is 0th album by happyender girl (as せせせ starr. 初音ミク)

credits

released June 15, 2015

All songs composed & written by せせせ (cicada_sss)
starring 初音ミク

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