1. |
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もしも普通の女子に憧れて
髪を無数の石鹸で泡立てて
もしも魔物の女子に憧れて
蟹を奇数のゼッケンで並ばせて
鬼の子泣いたらチャンネル駆け下りて
プチトマト、アイスランドに出荷
プチトマト、アイルランドに出荷
レーザービームで鳥を裂いたらほんわりシフォンとアメダス
プチトマト、アイルランド
もしも無数の石鹸に憧れて
兄を手相の診断で追い出して
もしも無法の路地に憧れて
孤児を奇数のゼッケンで並ばせて
チャンネル変えたら階段駆け下りて
プチトマト、アイスランドに出荷
プチトマト、アイルランドに出荷
免罪ビームで絹を裂いたらほんにゃり猫が暴れ出す
プチトマト、アイルランド
プチトマト、アイスランドに出荷
プチトマト、アイルランドに出荷
レーザービームで鳥を裂いたらほんわりシフォンとアメダス
プチトマト、アイルランド
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2. |
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3. |
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ひばりを殴りつける快楽
危険を和式で産む快楽
川の途上で自失す
霞む視界の隅で消える
誰かが鳴いていた
林に潜んで見つめていた
蝉が死んでいた
上等な靴で踏み躙った
橋に差し掛かり
尸を埋めてひとやすみ
ここにいることが誰にも見つかりませんように
誰かが鳴いていた
投げた石はあまりにもまるい
誘って連れ去って
しとどに濡れた髪を晒す
意味を孕んでいた
大腿にかけて指で擦った
押し倒したならば
サイノカミに泥をぶっかけた
誰かが鳴いていた
林に潜んで見つめていた
蝉が死んでいた
上等な靴で
「はーえかんでもええべ」
「まっといなよ」
「もしといて、それ」
また尸を埋めてひとやすみ
ここにいることが誰にも見つかりませんように
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4. |
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5. |
siestascapes - にくばなれデイ
03:51
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ああもう
だめになったよ 枕がはらりはらりと溶けてゆくのさ
あの子の話を聞いたら二度ともう振り向かないよ
゛を付けて喘ぐあえかな頭痛
すべての人生は常に肉とともにあった
いつかはそれと一になる
そんなことを思いながら彼方の声を消費するのさ
白線を告げて挙げ句あえかな人生
すべてのしあわせは常に肉とともにあった
常に損傷している
そんなことに拘泥していつか帰す宇宙を見るのさ
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6. |
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端っこかで鳴り止む感じ
曰く札付きの名に宛てて
張り子の首吊らしていた
いつからか籠女だった
宿る香にハス照っていた
いつかの文字印かも
鶏の血、俘囚になっていた
籠の音、ずり、響いていた
名残も聾になっていた
「ふたりで長生きしよう」
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7. |
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8. |
Orbit - wither and rust
04:05
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9. |
ex. happyender girl - 改善
02:55
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昔からこの土地は塩にやられていて何も育たない
そこに家を建て一切の滞りなく適切に家具を配置している
土地をよくしていきたい
どんどん
土地をよくしていきたい
どんどん
そこに梁を設置しようと思う、適切に
家をよくしていきたい
どんどん
家をよくしていきたい
どんどん
そこに家具を配置しようと思う、突然に
バイバイ
火を放て!
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10. |
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遠い水縹に
瞳を振り投げる
夜露に染めていく
ある種最終の詩に沈む
ある日そこに立って触れる
うつろう影を確かめていた
ある種最強の詩の沈む斜面の上立て
head, tail, head
行き来する
息する
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11. |
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12. |
coke dead eyes - シーユー
03:51
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きっと、路上で生まれた言葉たちはみんな路上に帰らないといけない
誰のためでもなく、それはきっと思いのさだめなんだ
きっと、路上で生まれた言葉たちはみんな路上が好きだから
悲しみはしない、ここにあれたことだけ思い出に眠るから
ハミングバード
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13. |
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14. |
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全ては瞳に在ってなにも言えないでいて
もどかしいくらいに何も触れないままで
一度動いたら壊れるまで止まらないよ
それは委ねられている
手に委ねられている
会って
吐いて
帯電しないで
凪いで
嘶いて
改訂に期待して
そんな話もうどうなったっていいの
変わらない応答とペシミズム
這って
喘いで
最低な気分で
泣いて
消えないで
開始は延期して
そんなことはあってはならないことで
残るのは蛍光とおまつりの
待って
去って
永遠を予定して
だって
なんで
期待は死に絶えて
そんな話もうどうなったっていいの
残るのはおまつりの夜の影
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15. |
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でっけーー家具屋があったんだ
横にはハードオフ
昔ここでベースを買った
どこに行ったかはわからない
無駄に広いこの道と
ここから見える謎の塔
気まぐれで入れたTikTokの通知
見ない通知には意味がない
ここからは郊外に至る
そこで僕らは生きていて
誰かの気晴らしになって回る
だいたいそんな感じで
なぐさめのような痛みばかりで
嬉しいことも悲しいことも
贄にされてすべて無為に終わるまま
いつか消えて忘れられるとしても
みんないつかはなればなれになってしまうとしても、
ここにいるって気づいてくれて嬉しかった
こんなものは全て
言葉遊びに過ぎないって
言ってくれたんだ
君が
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16. |
(ex.) happyender girl Tokyo, Japan
We're japanese youthful music group.
cicada_sss
(produce)
+
Hatsune Miku
(perform)
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