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lyrics

「時々すごく寂しそうな顔をするよね」
 そう言われたのは、帰り道の途中だったか。私は不意をつかれて片耳イヤフォンを外した。その時何を見ていたのかは、覚えていない。
 そんなつもり全然なかった。ただ自然と伏せてゆく睫毛。そんなこと思ったことない、ただ不意に痺れる指先。愛しい日が遠ざかる日を感じているのか、意識の外で?
 白い日に照らされて少し笑った。君にそれがどう見えていたのか、わかりゃしない。
 沈む陽を高台に座り込んで見てた。君の横顔はあまりにも心細そうに映っていた。よるべない日に私は奇妙に腑に落ちた。まばたきひとつすら切ないさ。
 そんなつもり全然なかった、そんなこと思ったことなくて、こんな気持ち解ったことない。一体私は何を思っていたのか、意識の底で
 白い日に照らされて君が笑った。私にそれがどう見えていたのか、もうわかりゃしない

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